お上

参照:小学館

読み方:おうえ
主人の妻や目上の人の妻を敬っていう語。
「いかなれば—にはかくあぢきなき御顔のみにて候ふぞやと」〈仮・是楽物語下〉

㋐土間・庭に対して、畳の敷いてある部屋。
座敷。
「毎年お庭で舞ひまして、お前は—に結構な蒲団敷いて」〈浄・大経師〉
㋑主婦の居間。
茶の間。
おいえ。
「—には亭主夫婦、あがり口に料理人」〈浄・曽根崎〉
「御上」に似た言葉
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嬶嚊婦人夫人室
読み方:おかみ
天皇の敬称。
朝廷・幕府や政府など、時の政治を執り行う機関。
また、為政者。
(「女将」とも書く)旅館・料理屋・居酒屋などの女主人。
じょしょう。
「大(おお)—」「若—」
[補説] 大きな所では経営者の一族の女性がなり、主に接客関係をまとめる職名にもなっている。
(「御内儀」「内儀」とも書く)他人の妻をいう。
おかみさん。
→おないぎ
[補説] かつては商人・職人の妻に用いた。
主君・主人の敬称。
「—にも御機嫌」〈浄・丹波与作〉

お上

参照:ウィキペディア

お上御上(おかみ)とは、貴人や主君に対する尊称である。
転じて、公儀権力を示す。
戦国時代にもお上というものがあった。
なお、「おうえ」と読んだ場合は、主婦あるいは座敷・居間を意味する。
歴史

四等官筆頭の長官がカミと呼ばれるように、日本では古より最上位の権力者をカミと称してきた。
武家政権時代であれば、庶民にとってのオカミは領主であり、武士にとってのオカミは主君であり、公家にとっての主上(おかみ)とは天皇であった。
明治に入り一君万民論の浸透とともに、狭義には天皇一人を、広義には「天皇の政府」としての公権力一般を指すようになった。
第2次世界大戦後は「お上」をもって天皇を指すことは一般的にはなくなり、揶揄的に役所・政府ないし政府機関、省庁を指す俗用のみが残っている。
女将
女将」はこの項目へ転送されています。
お笑いコンビについては「女将 (お笑いコンビ)」をご覧ください。

また旅館、食堂や相撲部屋などを取り仕切る女性を「女将(おかみ)」「女将さん」と呼ぶ。
ただし、本来は「御上さん」が正しい表記である。
 タイトルに「女将」を含むページの一覧
 タイトルに「おかみさん」を含むページの一覧
御上家

貴族や貴族の家、貴族的(上品)な様子のことを「御上家(おかみけ)」とも言う。
上様
詳細は「上様」を参照
「上様(うえさま)」は、江戸時代には征夷大将軍の尊称として用いられた。
現在領収書などで請求先の名前の代わりに「上」と書くことはここからきているとされるが、異説もある。
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(出典:Wikipedia 2022/12/03 05:24 UTC 版)

お上

参照:ウィキペディア

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/09/29 15:13 UTC 版)
「くるみと七人のこびとたち」の記事における「お上」の解説
グリム兄弟を通してくるみに接触する謎の存在。
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お上

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