読み方:あっと
《at/(ラテン)ad》
1 単価…で、…につきの意を表す記号。
単価記号。
2 電子メールのアドレスで、ユーザー名とドメイン名の間を区切る符号。
アットマーク。
《at/(ラテン)ad》
1 単価…で、…につきの意を表す記号。
単価記号。
2 電子メールのアドレスで、ユーザー名とドメイン名の間を区切る符号。
アットマーク。
別名:アットマーク
インターネット上のアドレスで「~にある、~に所在する」という意味。
Eメールアドレスや主なオンライン・プロバイダなどで使用されている。
インターネット上のアドレスで「~にある、~に所在する」という意味。
Eメールアドレスや主なオンライン・プロバイダなどで使用されている。
別名:アットサイン,アットシンボル,アット
【英】@, at sign, at symbol, at
アットマークとは、「@」と書く記号のことである。
従来、アットマークは「at the rate of」の意味を持ち、もっぱら単価記号として使われていた。
インターネットが普及して以来、メールアドレスのユーザー名とドメイン名の区切り記号としての用い方が一般に認知されるようになった。
単に「at」の意味で、「改札@JR○△駅」、「総務@○△株式会社」といった使われ方をすることも今日では多い。
なお、国内では「アットマーク」という呼び方が定着しているが、英語ではアットサイン(at sign)、アットシンボル(at symbol)、アット(at)などと呼ぶ。
【英】@, at sign, at symbol, at
アットマークとは、「@」と書く記号のことである。
従来、アットマークは「at the rate of」の意味を持ち、もっぱら単価記号として使われていた。
インターネットが普及して以来、メールアドレスのユーザー名とドメイン名の区切り記号としての用い方が一般に認知されるようになった。
単に「at」の意味で、「改札@JR○△駅」、「総務@○△株式会社」といった使われ方をすることも今日では多い。
なお、国内では「アットマーク」という呼び方が定着しているが、英語ではアットサイン(at sign)、アットシンボル(at symbol)、アット(at)などと呼ぶ。
@
単価記号(たんかきごう)とは記号「@」。
JIS X 0208 における日本語通用名称「単価記号」に[1]後に制定された JIS X 0213 においてアットマークと言う別称が加えられた[2]。
「a」を丸で囲んだ「ⓐ」とは別字。
「@」は会計において一般に用いられる略記号。
例えば「商品7個 @ $2 = $14」(商品7個 各単価2ドル 小計14ドル)のように請求書などに用いられていた。
レイ・トムリンソンが電子メールのメールアドレスに用いたので1990年代後半以降に身近な記号になっていった。
ANSI、CCITT、Unicode による文字コード規格では、いずれも「commercial at」が公式名称である。
Unicode はさらに「at sign」を代替名称としている[3]。
英語では一般に「at @」あるいは「at symbol」などと呼ばれ、文章中では単に「at」と読まれる。
各言語で、以下のような俗称がある[要出典]。
(言語によっては正式名称として扱われている[注釈 1][4])
起源にはいくつかの説がある。
・ギリシャの水量の単位@から来ている。
・ラテン語の「アンフォラ」(取っ手が付いたツボ)という意味の記号である。
1つの「アンフォラ」に入る量が「1アンフォラ」とされ、その後に単価を表すマークになった。
・スペイン語圏・ポルトガル語圏の質量の単位アローバ (arroba) の記号。
1448年のアラゴンや、1537年のヴェネツィアに用例がある[5]。
・ラテン語の前置詞 ad(英語の at にあたる接頭字)の合字。
・フランス語の前置詞 à(英語の at にあたる)の変形。
・英語の each at から、e と a の合字。
最古の登場は、12世紀のビサンツ帝国の年譜記録者コンスタンティノス・マナセルによる、ある写本の1345年のブルガリア語訳だった(当の写本は今はバチカン図書館にある)。
そこでは「アーメン」という単語の「A」の字の代わりに@が登場する[4]。
1448年のスペイン語の文章、1536年のイタリア語の文章、1674年のフランス語の文章に@の印が見つかっている[4]。
たとえば @$300 と書いて、単価(1個の価格)が300ドルであることを意味する。
ただし英単語の at の意味は「単価」ではなく「~の値段で」で、単価300ドルは正確には at $300 apiece などという。
現在では、atの代わりに幅広く使われだしており、特に、インターネットの電子メールのアドレスで、ユーザ名とドメイン名を分けるのに使われる。
これは、1971年、レイ・トムリンソンが、前述のように単価を表す文字として使われていた@を「このユーザーは、ローカルマシン上(at the local machine)ではなく、他のホスト上(at another host)に居る」と言う意味を込めるために採用したことに始まる[6][4]。
・Pythonにおいて@は宣言したデコレータを呼び出す際に用いる。
・Rubyにおいて@はインスタンス変数の識別子を表し、@hogeでインスタンス間での変数のやりとりが可能となる。
・Perlにおいて@は配列変数を宣言する。
・PHPにおいて@はエラー制御演算子を表し、@func(funcは予約関数)で、一定のエラー表示を抑制することができる。
・Vue.jsにおいて@はv-onディレクティブの省略記法となっている。
v-on:clickの場合は@clickと記述することができる。
・英単語の at の略記に使う。
・メールアドレスでの用法から派生し、自然言語でも、電子メール中などで「人名@企業・団体名」というような使い方をすることがある。
・日本語ではその派生としてオンラインゲーム・アーケードゲーム等にて「ニックネーム@所属チーム名」・「ニックネーム@使用キャラクター(アバター)の名前」といった使い方もみられる。
・特にアメリカでは、スポーツ競技のホームアンドアウェイでの対戦カードを「アウェイチーム@ホームチーム」で表記することが多い。
これは、アウェイチームから見て「相手チームのホームで (at) 試合をする」という意味がある。
・Leet (ハッカー語)では「a」や「at」の代わりに使うことがある。
例:THE IDOLM@STER(この場合はTHE IDOLMASTERと発音する)。
・コンピューターゲームの『ローグ』において主人公を示す記号に@が使われた事から、ローグライクゲームにおける自機の総称、通称として@を用いることがある。
・日本語では英語 at にかけたインターネットスラングとして、いくつかの用法がある。
・英語のatの意味から派生して、場所を表す表現に用いる。
例えば、「今日は暑かった@渋谷」で渋谷周辺に言及していることを表す。
・音の「あと」をとって追加事項を表す。
例えば、「@3日」は「あと3日」、「@3人」は「あと3人」。
・さらに派生して「あと」の意味を伴わない追加事項を表す場合にも使われる。
例えば、「イベント@終了」でイベントが終了したことを表すなど。
・日本のプロゴルフツアーにアマチュア選手が参加した際、リーダーボード(順位表)の氏名にはアットマークが前置される[7][8]。
・スペイン語・ポルトガル語などでは、名詞の母音が男性形なら -o- ・女性形なら -a- となるとき通性形として -@- を使う。
たとえば、amig@sは「amigos(男の友達)またはamigas(女の友達)」を意味する。
・ コアリブ語 (Koalib language) の正書法では、ラテン文字の1つとしてアラビア語からの借用語に使われる。
@の大文字も使う[9]。
文字としての@の大文字・小文字は、国際SILによりUnicodeの私用領域に外字として登録されたが[10]、Unicodeには採用されていない。
・インターネットリレーチャット(IRC)では、チャンネルのオペレーター権限を持っていることを示すために、ニックネームの前につけられる。
日本では、鳴門巻きの輪切りに似ていることから「なると」とも呼ばれる。
・ビッグモーターにおいて、車両修理の工賃と部品交換で得られる利益の合計額を表す隠語、@「アット」[11]。
ビッグモーター#主な不祥事も参照。
・化学式では内包を表す。
例えばN@C60は、C60(フラーレン)の中にN(窒素原子)が入った分子を表す。
・SAMPAやX-SAMPAでは ə を表す。
・スウォッチ・インターネットタイムでは、時刻を示すプレフィックスとして用いられる。
「@500.00」のように時刻を表記する。
・アットローンはかつて存在した日本の消費者金融。
サービス名に「@Loan」の商標を用いていた。
・エフエム愛知の愛称、@FM(アットエフエム)。
・ギャラリー@KCUA、京都市立芸術大学のサテライトギャラリー「アクア」と呼ぶ。
国際電気通信連合は2004年5月3日、国際モールス符号表[12]に@を追加することを承認した。
符号は・--・-・[注釈 3]。
^ 具体的にはスペイン語・ポルトガル語である。^ arroba メートル法以前の質量あるいは体積の単位として用いられる(この言葉の由来をさらにたどると、アラビア語でロバが背負える荷物の量を指す言葉に行き着く)。^ なお#起源に出てくるフランス語の前置詞 à (À) には、この符号表には載っていないものの・--・-が使われている(モールス符号#主な“ダイアクリティカルマーク”付きアルファベットなど)。
^ 日本工業規格 (1997), p. 50.^ 日本工業規格 (2000), p. 83.^ The Unicode Consortium (2014). ・^ a b c d e 『記号とシンボルの事典』青土社、2019、27-29頁。
^ Willan, Philip (2000年7月31日). “Merchant@Florence Wrote It First 500 Years Ago”. The Guardian (London). http://www.guardian.co.uk/international/story/0,3604,348744,00.html 2010年4月25日閲覧。 ^ http://openmap.bbn.com/~tomlinso/ray/firstemailframe.html^ 桂川洋一 (2014年5月15日). “15歳だけじゃないアマチュア旋風!?女子ゴルフ界の下剋上が止まらない。”. Number Web - ナンバー. 2022年9月12日閲覧。^ “内田琴子いきなり試練のプロ初ツアー「地元開催ということでいい結果を」 - 国内女子ゴルフ”. 日刊スポーツ (2021年7月7日). 2022年9月12日閲覧。^ Unicode Technical Meeting #101, 15 -18 November 2004, Cupertino, California^ http://scripts.sil.org/cms/scripts/page.php?site_id=nrsi&item_id=CharisSIL_Technical^ https://www.facebook.com/mainichishimbun.+“利益隠語で競わせ叱責「不正促した」 ビッグモーター元幹部ら証言”. 毎日新聞. 2023年7月27日閲覧。^ Recommendation ITU-R M1677-1 International Morse code (PDF) ITU
・レイ・トムリンソン
ウィキメディア・コモンズには、単価記号に関連するカテゴリがあります。
・日本工業規格『JIS X 0208:1997 - 7ビット及び8ビットの2バイト情報交換用符号化漢字集合』日本規格協会、1997年。
・日本工業規格『JIS X 0213:2000 - 7ビット及び8ビットの2バイト情報交換用符号化拡張漢字集合』日本規格協会、2000年。
・The Unicode Consortium (2014年). “C0 Controls and Basic Latin” (PDF). The Unicode Standard, Version 7.0. Mountain View, CA: The Unicode Consortium. 2014年9月7日閲覧。
・スティーブン・ウェップ著、松浦俊輔訳『記号とシンボルの事典』青土社、2019年、27頁 arroba,arobase,apenstaartje,kukac,snabel-aの表記確認
・表
・話
・編
・歴
約物
空白類
・「 」
・「 」
・「 」
・「」
・「 ・␣」
記述記号
・「、」
・「。
」
・「・」
・「:」
・「,」
・「…」
・ 「‥」
・「.」
・「!」
・「?」
・「؟」
・「⸮」
・「‽」
・「 ・⁉」
・「 ・⁈」
・「¿」
・「¡」
・「;」
・「/」
・「\」
・「|」
・「¦」
・「‖」
・「_」
・「‾」
ハイフン類
・「–」
・「—」
・「〜」
・「‐」
・「 ・゠」
音声記号
・「'」
・「¨」
・「^」
・「~」
括弧類
・「「 」」
・「『 』」
・「( )」
・「[ ]」
・「{ }」
・「〈 〉」
・「‘ '」
・「“ ”」
・「« »」
・「 ・〽」
準仮名・漢字
・「ー」
・「〃」
・「〆」
・「々」
・「ゝ」
・「ヽ」
・「ゞ」
・「ヾ」
・「 ・〻」
・「 ・〳」
・「 ・〴」
・「 ・〵」
・「 ・〼」
・「 ・ヿ」
・「 ・ゟ」
・「𪜈」
学術記号
・「∴」
・「∵」
・「♂」
・「♀」
単位記号
・「%」
・「°」
・「′」
・「Å」
・「℃」
・「℉」
・「 ・ℓ」
通貨記号
・
・表
・話
・編
・歴
通貨記号
この表には一部の環境で表示できない文字(各種通貨記号)があります(Help:特殊文字)
現行
・฿
・₵
・ ・¢
・₡
・₫
・€
・₲
・₭
・L
・£
・₼
・₥
・₦
・₱
・P
・₽
・₨ ৲ ৳ ૱ ௹ ꠸ ₹ රු ரூ
・R
・৳ ৲
・S/.
・R$
・$
・₸
・₮
・₩
・¥
・zł
・₴
・₪
・؋
・﷼
・₾
・៛
・֏
・₺
廃止
・₳
・₢
・₰
・₯
・₠
・ƒ
・₣
・ℳ
・Lm
・₧
・I/.
不特定
¤
カテゴリ
一般的な記号
・「&」
・「@」
・「*」
・「 ・•」
・「†」
・「‡」
・「#」
・「º」
・「ª」
・「¶」
・「§」
・「⁑」
・「 ・⁂」
・「 ・☞」
・「 ・♢」
・「※」
・「〓」
・「 ・®」
・「❦」
・文字
・カテゴリ
この表には一部の環境で表示できない文字(一部の記号)があります(Help:特殊文字)
(出典:Wikipedia 2024/04/23 00:56 UTC 版)
単価記号(たんかきごう)とは記号「@」。
JIS X 0208 における日本語通用名称「単価記号」に[1]後に制定された JIS X 0213 においてアットマークと言う別称が加えられた[2]。
「a」を丸で囲んだ「ⓐ」とは別字。
「@」は会計において一般に用いられる略記号。
例えば「商品7個 @ $2 = $14」(商品7個 各単価2ドル 小計14ドル)のように請求書などに用いられていた。
レイ・トムリンソンが電子メールのメールアドレスに用いたので1990年代後半以降に身近な記号になっていった。
名称
ANSI、CCITT、Unicode による文字コード規格では、いずれも「commercial at」が公式名称である。
Unicode はさらに「at sign」を代替名称としている[3]。
英語では一般に「at @」あるいは「at symbol」などと呼ばれ、文章中では単に「at」と読まれる。
各言語で、以下のような俗称がある[要出典]。
(言語によっては正式名称として扱われている[注釈 1][4])
起源
起源にはいくつかの説がある。
・ギリシャの水量の単位@から来ている。
・ラテン語の「アンフォラ」(取っ手が付いたツボ)という意味の記号である。
1つの「アンフォラ」に入る量が「1アンフォラ」とされ、その後に単価を表すマークになった。
・スペイン語圏・ポルトガル語圏の質量の単位アローバ (arroba) の記号。
1448年のアラゴンや、1537年のヴェネツィアに用例がある[5]。
・ラテン語の前置詞 ad(英語の at にあたる接頭字)の合字。
・フランス語の前置詞 à(英語の at にあたる)の変形。
・英語の each at から、e と a の合字。
歴史
最古の登場は、12世紀のビサンツ帝国の年譜記録者コンスタンティノス・マナセルによる、ある写本の1345年のブルガリア語訳だった(当の写本は今はバチカン図書館にある)。
そこでは「アーメン」という単語の「A」の字の代わりに@が登場する[4]。
1448年のスペイン語の文章、1536年のイタリア語の文章、1674年のフランス語の文章に@の印が見つかっている[4]。
意味
・単価
たとえば @$300 と書いて、単価(1個の価格)が300ドルであることを意味する。
ただし英単語の at の意味は「単価」ではなく「~の値段で」で、単価300ドルは正確には at $300 apiece などという。
メールアドレス
現在では、atの代わりに幅広く使われだしており、特に、インターネットの電子メールのアドレスで、ユーザ名とドメイン名を分けるのに使われる。
これは、1971年、レイ・トムリンソンが、前述のように単価を表す文字として使われていた@を「このユーザーは、ローカルマシン上(at the local machine)ではなく、他のホスト上(at another host)に居る」と言う意味を込めるために採用したことに始まる[6][4]。
プログラム言語
・Pythonにおいて@は宣言したデコレータを呼び出す際に用いる。
・Rubyにおいて@はインスタンス変数の識別子を表し、@hogeでインスタンス間での変数のやりとりが可能となる。
・Perlにおいて@は配列変数を宣言する。
・PHPにおいて@はエラー制御演算子を表し、@func(funcは予約関数)で、一定のエラー表示を抑制することができる。
・Vue.jsにおいて@はv-onディレクティブの省略記法となっている。
v-on:clickの場合は@clickと記述することができる。
自然言語
・英単語の at の略記に使う。
・メールアドレスでの用法から派生し、自然言語でも、電子メール中などで「人名@企業・団体名」というような使い方をすることがある。
・日本語ではその派生としてオンラインゲーム・アーケードゲーム等にて「ニックネーム@所属チーム名」・「ニックネーム@使用キャラクター(アバター)の名前」といった使い方もみられる。
・特にアメリカでは、スポーツ競技のホームアンドアウェイでの対戦カードを「アウェイチーム@ホームチーム」で表記することが多い。
これは、アウェイチームから見て「相手チームのホームで (at) 試合をする」という意味がある。
・Leet (ハッカー語)では「a」や「at」の代わりに使うことがある。
例:THE IDOLM@STER(この場合はTHE IDOLMASTERと発音する)。
・コンピューターゲームの『ローグ』において主人公を示す記号に@が使われた事から、ローグライクゲームにおける自機の総称、通称として@を用いることがある。
・日本語では英語 at にかけたインターネットスラングとして、いくつかの用法がある。
・英語のatの意味から派生して、場所を表す表現に用いる。
例えば、「今日は暑かった@渋谷」で渋谷周辺に言及していることを表す。
・音の「あと」をとって追加事項を表す。
例えば、「@3日」は「あと3日」、「@3人」は「あと3人」。
・さらに派生して「あと」の意味を伴わない追加事項を表す場合にも使われる。
例えば、「イベント@終了」でイベントが終了したことを表すなど。
・日本のプロゴルフツアーにアマチュア選手が参加した際、リーダーボード(順位表)の氏名にはアットマークが前置される[7][8]。
・スペイン語・ポルトガル語などでは、名詞の母音が男性形なら -o- ・女性形なら -a- となるとき通性形として -@- を使う。
たとえば、amig@sは「amigos(男の友達)またはamigas(女の友達)」を意味する。
・ コアリブ語 (Koalib language) の正書法では、ラテン文字の1つとしてアラビア語からの借用語に使われる。
@の大文字も使う[9]。
文字としての@の大文字・小文字は、国際SILによりUnicodeの私用領域に外字として登録されたが[10]、Unicodeには採用されていない。
・インターネットリレーチャット(IRC)では、チャンネルのオペレーター権限を持っていることを示すために、ニックネームの前につけられる。
日本では、鳴門巻きの輪切りに似ていることから「なると」とも呼ばれる。
・ビッグモーターにおいて、車両修理の工賃と部品交換で得られる利益の合計額を表す隠語、@「アット」[11]。
ビッグモーター#主な不祥事も参照。
記法
・化学式では内包を表す。
例えばN@C60は、C60(フラーレン)の中にN(窒素原子)が入った分子を表す。
・SAMPAやX-SAMPAでは ə を表す。
・スウォッチ・インターネットタイムでは、時刻を示すプレフィックスとして用いられる。
「@500.00」のように時刻を表記する。
企業・団体名
・アットローンはかつて存在した日本の消費者金融。
サービス名に「@Loan」の商標を用いていた。
・エフエム愛知の愛称、@FM(アットエフエム)。
・ギャラリー@KCUA、京都市立芸術大学のサテライトギャラリー「アクア」と呼ぶ。
文字コード
Unicode・JIS
記号 | Unicode | JIS X 0213 | 文字参照 | 名称 |
---|---|---|---|---|
@ | U+0040 | 1-1-87 | @@ | commercial at単価記号、アットマーク |
﹫ | U+FE6B | - | ﹫﹫ | ・small commercial at |
@ | U+FF20 | 1-1-87 | @@ | ・fullwidth commercial at |
モールス符号
国際電気通信連合は2004年5月3日、国際モールス符号表[12]に@を追加することを承認した。
符号は・--・-・[注釈 3]。
脚注
[脚注の使い方]注釈
^ 具体的にはスペイン語・ポルトガル語である。^ arroba メートル法以前の質量あるいは体積の単位として用いられる(この言葉の由来をさらにたどると、アラビア語でロバが背負える荷物の量を指す言葉に行き着く)。^ なお#起源に出てくるフランス語の前置詞 à (À) には、この符号表には載っていないものの・--・-が使われている(モールス符号#主な“ダイアクリティカルマーク”付きアルファベットなど)。
出典
^ 日本工業規格 (1997), p. 50.^ 日本工業規格 (2000), p. 83.^ The Unicode Consortium (2014). ・^ a b c d e 『記号とシンボルの事典』青土社、2019、27-29頁。
^ Willan, Philip (2000年7月31日). “Merchant@Florence Wrote It First 500 Years Ago”. The Guardian (London). http://www.guardian.co.uk/international/story/0,3604,348744,00.html 2010年4月25日閲覧。 ^ http://openmap.bbn.com/~tomlinso/ray/firstemailframe.html^ 桂川洋一 (2014年5月15日). “15歳だけじゃないアマチュア旋風!?女子ゴルフ界の下剋上が止まらない。”. Number Web - ナンバー. 2022年9月12日閲覧。^ “内田琴子いきなり試練のプロ初ツアー「地元開催ということでいい結果を」 - 国内女子ゴルフ”. 日刊スポーツ (2021年7月7日). 2022年9月12日閲覧。^ Unicode Technical Meeting #101, 15 -18 November 2004, Cupertino, California^ http://scripts.sil.org/cms/scripts/page.php?site_id=nrsi&item_id=CharisSIL_Technical^ https://www.facebook.com/mainichishimbun.+“利益隠語で競わせ叱責「不正促した」 ビッグモーター元幹部ら証言”. 毎日新聞. 2023年7月27日閲覧。^ Recommendation ITU-R M1677-1 International Morse code (PDF) ITU
関連項目
・レイ・トムリンソン
参考文献
ウィキメディア・コモンズには、単価記号に関連するカテゴリがあります。
・日本工業規格『JIS X 0208:1997 - 7ビット及び8ビットの2バイト情報交換用符号化漢字集合』日本規格協会、1997年。
・日本工業規格『JIS X 0213:2000 - 7ビット及び8ビットの2バイト情報交換用符号化拡張漢字集合』日本規格協会、2000年。
・The Unicode Consortium (2014年). “C0 Controls and Basic Latin” (PDF). The Unicode Standard, Version 7.0. Mountain View, CA: The Unicode Consortium. 2014年9月7日閲覧。
・スティーブン・ウェップ著、松浦俊輔訳『記号とシンボルの事典』青土社、2019年、27頁 arroba,arobase,apenstaartje,kukac,snabel-aの表記確認
・表
・話
・編
・歴
約物
空白類
・「 」
・「 」
・「 」
・「」
・「 ・␣」
記述記号
・「、」
・「。
」
・「・」
・「:」
・「,」
・「…」
・ 「‥」
・「.」
・「!」
・「?」
・「؟」
・「⸮」
・「‽」
・「 ・⁉」
・「 ・⁈」
・「¿」
・「¡」
・「;」
・「/」
・「\」
・「|」
・「¦」
・「‖」
・「_」
・「‾」
ハイフン類
・「–」
・「—」
・「〜」
・「‐」
・「 ・゠」
音声記号
・「'」
・「¨」
・「^」
・「~」
括弧類
・「「 」」
・「『 』」
・「( )」
・「[ ]」
・「{ }」
・「〈 〉」
・「‘ '」
・「“ ”」
・「« »」
・「 ・〽」
準仮名・漢字
・「ー」
・「〃」
・「〆」
・「々」
・「ゝ」
・「ヽ」
・「ゞ」
・「ヾ」
・「 ・〻」
・「 ・〳」
・「 ・〴」
・「 ・〵」
・「 ・〼」
・「 ・ヿ」
・「 ・ゟ」
・「𪜈」
学術記号
・「∴」
・「∵」
・「♂」
・「♀」
単位記号
・「%」
・「°」
・「′」
・「Å」
・「℃」
・「℉」
・「 ・ℓ」
通貨記号
・
・表
・話
・編
・歴
通貨記号
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廃止
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・₠
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・Lm
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不特定
¤
カテゴリ
一般的な記号
・「&」
・「@」
・「*」
・「 ・•」
・「†」
・「‡」
・「#」
・「º」
・「ª」
・「¶」
・「§」
・「⁑」
・「 ・⁂」
・「 ・☞」
・「 ・♢」
・「※」
・「〓」
・「 ・®」
・「❦」
・文字
・カテゴリ
この表には一部の環境で表示できない文字(一部の記号)があります(Help:特殊文字)
(出典:Wikipedia 2024/04/23 00:56 UTC 版)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/27 15:17 UTC 版)
「ジャバウォッキー1914」の記事における「@」の解説
「殻の中の騎士団」のエンブレム。
その意味は各国で異なるが、本来の意味は卵から孵化する直前の恐竜の雛を模った象形文字。
※この「@」の解説は、「ジャバウォッキー1914」の解説の一部です。
「@」を含む「ジャバウォッキー1914」の記事については、「ジャバウォッキー1914」の概要を参照ください。
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「ジャバウォッキー1914」の記事における「@」の解説
「殻の中の騎士団」のエンブレム。
その意味は各国で異なるが、本来の意味は卵から孵化する直前の恐竜の雛を模った象形文字。
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