浅草公会堂

参照:ウィキペディア

 北緯35度42分45.3秒 東経139度47分42.9秒 / 北緯35.712583度 東経139.795250度 / 35.712583; 139.795250
浅草公会堂(あさくさこうかいどう、英語:Asakusa Public Hall)は、日本の東京都台東区浅草にある台東区立の公会堂である。
指定管理者制度により明治座・野村不動産パートナーズ(株式会社明治座、野村不動産パートナーズ株式会社の共同企業体)が管理・運営を行っている[3]。
概要

かつてこの地には浅草区役所が建てられており、戦後、下谷区と合併して台東区が発足した折には、台東区役所浅草分庁舎として引き続き利用された。
その後1973年に台東区役所新庁舎が竣工し、浅草分庁舎を統合したため浅草分庁舎は1974年をもって閉鎖、その後解体された。
1977年(昭和52年)10月、浅草分庁舎跡地に本公会堂が完成した[2]。
建物は一部鉄骨の鉄筋コンクリート造りで地上5階、地下2階建て[2]。
設計は日建設計である。
これに伴い、公会堂前の通りの名称が「区役所通り」から「浅草公会堂オレンジ通り」(現在は「オレンジ通り」)になった。
ホール、集会室、展示ホールの3種類の施設があり、個人や団体が催し物を行うことができる。
ホールでは、毎年1月に新春浅草歌舞伎が開催されるほか、2月にはハクビ京都きもの学院などが主催するきものクイーンコンテスト、3月には浅草芸能大賞、7月に民謡民舞今フェスなどが開催され、演劇公演、コンサート、映画の上映会、舞踊公演などが主に行われている。
台東区内の学校に限らず、卒業式、入学式等のイベントにも利用される。
年末年始と1月の大半は新春浅草歌舞伎が開催されるため、一般でのホールの利用はできない。
なお、正面入り口前の「スターの広場」には、大衆芸能の振興に貢献した浅草ゆかりの芸能人の「スターの手型」が1979年より設置されている。
設備の老朽化により耐震工事等を行うため2021年(令和3年)2月から休館[2]。
改修により客席数を12席減らして1070席とし、車いす4台のスペースを設けた[2]。
このほかエレベーターや空調設備も改修された[2]。
2022年(令和4年)1月4日にリニューアルオープンした[2]。
ギャラリー

 
スターの広場(2008年7月10日撮影)
 
スターの手型(2008年7月10日撮影)
 
スターの手型(2008年7月10日撮影)
脚注

^ 東京都台東区立浅草公会堂の設置等に関する条例 ^ a b c d e f g 浅草公会堂 来月4日 新装開業へ 耐震補強や設備改修、東京新聞、2021年12月30日
^ 台東区指定管理者制度導入施設一覧
関連項目

 浅草
 浅草寺
 伝法院通り
 音声ガイド
外部リンク

 台東区立浅草公会堂
 浅草オレンジ通り

(出典:Wikipedia 2023/05/09 01:10 UTC 版)