Act

参照:実用日本語表現辞典

別表記:アクト
「act」とは、行動する・演じる・行い・演技のことを意味する英語表現である。

「act」とは・「act」の意味

「act」は、行動する・演じる・行い・演技のほかに、作動する・芝居・(劇の)幕・条例・法令などの意味を持っている。
動詞と名詞の品詞を持つ英語表現である。
「act」の大文字表記の「ACT」は、さまざまな用語の略語として使われている。
例えば、医療用語では「Activated Clotting Time(活性化凝固時間)」、心理学用語では「Acceptance and Commitment Therapy(アクセプタンス&コミットメント・セラピー)」の略である。

「act」の複数形

「act」の複数形は、「acts」。
動詞として使う場合の「3人称単数現在」と同じ表記である。

「act」の活用変化

動詞として使う場合、現在分詞は「acting」、過去形・過去分詞は「acted」、3人称単数現在は「acts」である。

「act」の発音・読み方

「act」の発音記号は「ǽkt」。
カタカナ読みは「アクト」である。
アクセントは「ア」におくと良い。

「act」が略語となっている用語

「act」の大文字表記の「ACT」は、さまざまな言葉の略語として使われている。
「American College Test (アメリカの大学に進学を希望する者の基礎学力を測る共通テスト)」「Australian Capital Territory(オーストラリア首都特別地域)」「Assertive Community Treatment(包括型地域生活支援)」などがある。

「act」の語源・由来

印欧語根の「heg-(動かす)」が、ラテン語の「ago(する)」・「actus(行為)」、古期フランス語の「acte(行為)」などを経て、英語の「act」となった。
英語の「active(活発な)」と同じ語源である。

「act」を含む英熟語・英語表現

「LIVE ACT」とは

「ライブでパフォーマンスを披露する出演者」のことである。

「act of God」とは

「天災」「不可抗力」という意味である。

「act as」とは

「~の役を務める」という意味である。

「act for」とは

「~の代理を務める」「~のために尽くす」という意味である。

「act on」とは

「~に従って行動する」「~に作用する」「(薬が)~に効く」という意味である。

「act out」とは

「行動で示す」「実演して見せる」という意味である。

「act up」とは

「故障する」「行儀の悪いことをする」という意味である。

「act up to」とは

「~を実行に移す」「実践する」という意味である。

「act against」とは

「(意志・命令などに)逆らう」「(法律などに)違反する」という意味である。

「put on an act」とは

「心にもない行動をする」「ふりをする」「芝居をする」という意味である。

「in the act」とは

「やっている最中に」という意味である。

「ACT(セラピー)」とは

「Acceptance and Commitment Therapy(アクセプタンス&コミットメント・セラピー)」のことである。
認知行動療法もしくは臨床行動分析と言われる心理療法の1つ。
自分の中にある「ありのままの思考や気持ち」を受け入れ、目標を決めて行動に移すトレーニング療法である。
患者に対する心理療法として用いられてきたが、健康な人に対してもその状態を維持するために利用されている。

「ACT(プログラム)」とは

「Assertive Community Treatment(包括型地域生活支援)」のことである。
重症の精神障害者であっても、自分らしい生活を実現・維持できるように、地域で包括的な支援を提供するプログラムのことである。
1970年代初頭にアメリカで生まれて、多くの国に普及した。

「act」の使い方・例文

That was really a brave act.:それは本当に勇敢な行為でした。
We should act rightly from the rule.:私たちは規則どおりにするべきです。
He was arrested in the act of pickpocketing.:彼はスリの現行犯で逮捕された。
I acted for your mother while she was in the hospital.:あなたのお母さんが入院している間、私はその代理を務めました。
This medicine acts on a blocked nose.:この薬は鼻づまりに効きます。
I would like to do a kind act once a day.:私は1日に1回は親切な行動をしたいと思います。
She would not act in that way.:彼女ならそのように振る舞わないだろう。
We don't have time. We need to act now.:私たちには時間がありません。
今、行動する必要があります。
She acted the part of Queen Elizabeth II.:彼女はエリザベス2世の役を演じました。
Emperor’s Birthday was made a holiday by an act of the diet.:天皇の誕生日が国会の法令によって祝日になった。
(2023年1月20日更新)

Act

参照:小学館

読み方:あくと
行為。
行動。
劇の一幕。
「アクト」に似た言葉
» 類語の一覧を見る
行ない営み行動行い行
読み方:えーしーてぃー
《American College Test》米国大学入学能力テスト。
民間企業が主催し、大学入学を希望する米国の高校生が受ける。
共通試験科目は、英語・数学・理科・社会の4科目。
読み方:えーしーてぃー
《Action for Children's Television》米国の子供向けテレビ番組改善のための市民運動団体。
1968年、マサチューセッツ州ニュートンで設立。
1992年解散。
読み方:えーしーてぃー
《Australian Capital Territory》⇒オーストラリア首都特別地域

分子式:C62H86N12O16
その他の名称:コスメゲン、ダクチノマイシン、メラクチノマイシン、アクチノマイシンIV、アクチノマイシンC1、アクチノマイシンI1、アクチノマイシンX1、アクチノマイシンAIV、Cosmegen、NSC 3053、Dactinomycin、Actinomycin D、Actinomycin IV、Meractinomycin、Actinomycin C1、Actinomycin I1、Actinomycin AIV、ACT、ダクチノマイシンD、オンコスタチンK、Oncostatin K、NCI-C-04682、Dactinomycin D、AD、ACT D、N,N'-[(2-Amino-4,6-dimethyl-3-oxo-3H-phenoxazine-1,9-diyl)bis(carbonyl)]bis[cyclo(L-Thr*-D-Val-L-Pro-N-methyl-Gly-N-methyl-L-Val-)]、Actinomycin X1
体系名:アクチノマイシンD、N,N'-[(2-アミノ-4,6-ジメチル-3-オキソ-3H-フェノキサジン-1,9-ジイル)ビス(カルボニル)]ビス[シクロ(L-Thr*-D-Val-L-Pro-N-メチル-Gly-N-メチル-L-Val-)]


「日化辞Web」で詳細を見る

"American College Test"の略で、高校生を対象として、大学進学希望者のために実施される学力テストのこと。
英語・数学・読解・理科の4科目から構成されます。
日本人留学生が受験を求められるケースはほとんどありませんが、SATの代わりとして受験することがあります。
About SAT
SAT is a registered trademark of the College Board, which was not involved in the production of, and does not endorse, this product.

順番が来たときに check, call, fold, open bet, and raise.(チェック、コール、フォルド、オープンベット、レイズ)のいずれかの行動をすること。
actionも参照のこと。


Act

参照:ウィキペディア

Act または ACT:
芸術とエンターテイメント

 Act - イギリスのシンセポップ・バンド
 A.C.T - スウェーデンのプログレッシブ・ロック・バンド
 act - 沢田研二の音楽劇シリーズ
 旭川ケーブルテレビ (Asahikawa Cable Television)
 青森ケーブルテレビ (Aomori Cable Television)
 淡路五色ケーブルテレビ (Awaji-Goshiki Cable Television)
企業

 アクト - ゲームソフト販売店「wanpaku」などを経営していた企業。
2006年2月に合併「NESTAGE」に社名変更。
 ACT (芸能プロダクション) - かつて存在した日本の芸能事務所
 ACT ENTERTAINMENT - 日本のAVプロダクション
教育

 en:ACT (test) (The American College Testing Program) - 米国の大学進学統一試験の一つ
行政 / 軍事

 オーストラリア首都特別地域 (Australian Capital Territory)
 ASEAN東京委員会 (ASEAN Committee in Tokyo)
政治団体 / 市民運動団体

 Action for Children's Television - 子ども向けテレビ番組改善のための市民運動団体
プロフェッショナル団体

 コーポレート・トレジャラー協会 (Association of Corporate Treasurers), イギリス
場所

 アクトシティ浜松 (ACT CITY Hamamatsu) - 静岡県浜松市にある施設
科学、テクノロジー、数学
コンピューティング

 ACT - 日本語入力を行うために使用する、ローマ字入力用キー配列の一つ
 ACT系 (active -) - 二重化されたシステムの正。
⇔ SBY系
医療

 アルテミシニンベースの多剤併用療法 (Artemisinin-based Combination Therapy) - マラリアの治療法の一つ。
アルテミシニン誘導体と他の抗マラリア薬を併用する。
 アクセプタンス&コミットメント・セラピー (Acceptance and Commitment Therapy) - 認知行動療法もしくは臨床行動分析と言われる心理療法の一つ。
 包括型地域生活支援 (Assertive Community Treatment) - 精神障害者に対する支援プログラム。
 活性化凝固時間 (Activated clotting time)
その他

 ASEAN標準時 (ASEAN Common Time)
 エア式トランスミッション (Air Control Transmission) - いすゞ自動車のフィンガーシフト
 自動車のナンバープレートで、国際ナンバーにつけられる地名のひとつ。
日本の地名の「豊橋」にあたる。
 コンピュータゲームのジャンルのひとつ、アクションゲーム (Action game) の略表記
関連項目

 アクト
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(出典:Wikipedia 2024/01/20 03:15 UTC 版)
この項目では、スウェーデンのバンドについて説明しています。
イギリスのバンド(Act)については「アクト (イギリスのバンド)」をご覧ください。

アクトA.C.T
出身地 スウェーデン
ジャンルプログレッシブ・ロック
活動期間1995年 -
レーベルMTM、Atenzia Records、インサイド・アウト・ミュージック、アヴァロン・レーベル
共同作業者アンドロメダ
メンバーオラ・アンダーセンピーター・アスプトーマス・レイオンジェリー・シーリンハーマン・サミング

アクトA.C.T)は、1995年にマルメにて「フェアリーランド (Fairyland)」という名前で結成されたスウェーデンのプログレッシブ・ロック・バンドである。
バンドは数人の人事異動を経てきた。
現在のラインナップは、ハーマン・サミング(ボーカル)、オラ・アンダーセン(ギター)、ジェリー・シーリン(キーボード)、ピーター・アスプ(ベース)、トーマス・レイオン(ドラム)。
略歴

当初、ギターはオラ・アンダーセン、ドラムはトーマス・アーランドソン、ボーカルはイエンス・アパリグレン、キーボードはジェリー・シーリンであり、「フェアリーランド (Fairyland)」としてマルメの音楽学校のメンバーによって結成された[1]。
さまざまなラインナップ変更の中で、フェアリーランドは1995年にその名前をアクトへと変更した。
1996年にスウェーデンの音楽コンクールで決勝に進出したとき、アクトは優勝しなかったものの、初めて世間の注目を集めた[2]。
1997年に新しいデモが録音され、バンドはスウェーデンで大規模なツアーを行い、1999年にリリースされたデビュー・アルバム『トゥデイズ・リポート』をレコーディングした。
このアルバムのリリース後、アクトはプログレッシブ・ロック・バンドのサーガとスカンジナビア・ツアーに乗り出した。
2001年には、セカンド・アルバム『イマジナリー・フレンズ』が録音され、バンドはフィッシュをサポートするヨーロッパ・ツアーに参加した。
2003年にアクトの3枚目のアルバム『ラスト・エピック』がリリースされ、元ジェネシスのシンガー、レイ・ウイルソンとのヨーロッパ・ツアーに参加した。
2006年、アクトはインサイド・アウト・レーベルと契約し、アルバム『サイレンス』で音楽シーンに復帰した。
インサイド・アウトはその後、最初の3枚のアルバムをボーナストラックと強化されたブックレット付きのスペシャル・エディションとして再発した[3]。
2013年12月24日、バンドはFacebookページにて、5枚目のアルバム『サーカス・パンデモニウム』が2014年2月19日に日本で、2014年3月5日にヨーロッパ/アメリカとiTunesでリリースされることを発表した[4]。
メンバー
現在のラインナップ

 ハーマン・サミング (Herman Saming) - リード・ボーカル
 オラ・アンダーセン (Ola Andersson) - リード・ギター、ボーカル
 ジェリー・シーリン (Jerry Sahlin) - キーボード、ボーカル
 ピーター・アスプ (Peter Asp) - ベース、シンセサイザー、パーカッション
 トーマス・レイオン (Thomas Lejon) - ドラム、パーカッション
 トーマス・アーランドソン (Tomas Erlandsson) - ドラム
旧メンバー

 イエンス・アパリグレン (Jens Appelgren) - ボーカル
ディスコグラフィ
スタジオ・アルバム

 『トゥデイズ・リポート』 - Today's Report (1999年)
 『イマジナリー・フレンズ』 - Imaginary Friends (2001年)
 『ラスト・エピック』 - Last Epic (2003年)
 『サイレンス』 - Silence (2006年)
 『サーカス・パンデモニウム』 - Circus Pandemonium (2014年)
EP

 『リバース』 - Rebirth (2019年)
 『ヒートウェイヴ』 - Heatwave (2021年)
 『フォーリング』- Falling (2023年)
ライブ・アルバム

 『トライフルズ・アンド・パンデモニウム』 - Trifles and Pandemonium (2016年)
デモ

 The Early Recordings (1996年)
脚注
[脚注の使い方]
^ A.C.T”. Progarchives.com. 2020年3月26日閲覧。^ Archived copy”. 2008年8月21日時点のオリジナルよりアーカイブ。
2008年3月17日閲覧。
A.C.T interview at ProgressiveWorld.net^ INSIDE OUT MUSIC - A.C.T - Silence”. Insideoutmusic.com. 2020年3月26日閲覧。^ A.C.T”. Facebook.com. 2020年3月26日閲覧。
外部リンク

 A.C.T at MySpace
 A.C.T biography by Gary Hill, discography and album reviews, credits & releases at AllMusic
 A.C.T discography, album releases & credits at Discogs.com
 A.C.T biography, discography, album credits & user reviews at ProgArchives.com
 A.C.T albums to be listened as stream at Spotify.com
 A.C.T at Avalon Label (in Japanese)
 Interview with Jerry Sahlin at www.RockLine.it (イタリア語)

(出典:Wikipedia 2023/04/15 13:38 UTC 版)

Act

参照:Weblio

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